高齢者と水分1 ●なぜ高齢者は水分補給に気をつけないといけないの?
■高齢者と水分■
高齢者は、様々な理由から脱水症状を起こす危険が
あります。水分補給には十分気を配りましょう。
●なぜ高齢者は水分補給に気をつけないといけないの
でしょう?
人間の身体において、体重に対する水分の割合は、
新生児ではおよそ80%もあり弾力があって、ピチピチ
してます。ところが、成長とともに骨や筋肉などが発達
してくるため、水分の割合がだんだん減って、成人では
およそ60%くらいになります。そして発育が止まると、水
分とともに、骨や筋肉の割合も減って、脂質の割合がが
増える傾向にあります。成人の場合、60%の水分のうち、
細胞内に40%、残りの20%が細胞外(細胞の間や血液
中)にあります。細胞外の水分の量は、大きな変化はあ
りませんが、加齢とともに、細胞数が減少するので、細
胞が維持できる体液の量が減少ます。
従って、体重に占める水分量は、高齢者ではおよそ50
%になってしまいます。ということでまず第一に、高齢者
は体重に占める水分量が少ないということが挙げられま
す。
次に、腎臓の働きが低下しているため、老廃物の排泄
に必要な尿量が、成人より多い点が挙げられます。
また、排泄の心配(介護者に気を遣う、トイレに行くの
が面倒など・・・)から、水分をあまりとらなかったり、の
どが渇いたことを感じる機能が低下することにより、水
分を必要と感じにくくなるということが挙げられます。
咀嚼、嚥下困難な方は、食事量とともに水分の摂取量も
不足しがちですので、食欲の落ちた方は、水分補給に
関しても要注意です。で、
以上のようなことから高齢者は、脱水症状に陥る危険
性が高くなります。




