高齢者の食生活のあり方1 栄養と栄養素
■高齢者の食生活のあり方1■
◎栄養と栄養素
人の健康状態、寿命は、遺伝的要因とともに、環境、生活の仕
方、ストレスなどの外部の条件(後天的因子)から受ける影響によ
って、個人差が生じます。
中でも、最も注目されている作用が、栄養です。
栄養とは、身体に必要な物質を食物として体外から録り入れるこ
とで、この必要物質を「栄養素」と呼んでいます。
毎日の生活に必要な栄養素を「栄養所要量」といいます。
栄養素の必要量は個人によって違います。
大まかな目安として利用されているのが、以下の表です。
| 年 齢 | エネルギー | たんぱく質 | カルシウム | 鉄 | ビタミンA | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キロカロリー | (g) | (g) | (mg) | (IU) | ||||||
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | |
| 20~29 | 2650 | 2050 | 70 | 55 | 0.7 | 0.6 | 10 | 12 | 2000 | 1800 |
| 30~39 | 2550 | 2000 | 〃 | 〃 | 0.6 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
| 40~49 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
| 50~59 | 2300 | 1900 | 65 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
| 60~64 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
| 65~69 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
| 70~ | 2050 | 1700 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 10 | 〃 | 〃 |
(資料)第六次改定日本人の栄養所要量
表からわかるように、健康を保つために必要な栄養素は、高齢者
も成人もほぼ同じといえるでしょう。
(体重の低下、活動の低下により、エネルギーの所要量は減って
ますが・・・。)
ただし、高齢者の場合、生理機能が低下しているため、必要なエネ
ルギーであったとしても、その食品が消化吸収のうえから低下傾向
を示す、脂肪であったりすれば、必ずしも効果的に有効利用されると
は限りません。
個人差を考慮し、状況変化を見極め、摂取した栄養素が効果的に活
用されるような食材選びをすることが必要です
ただし、高齢者の場合、生理機能が低下しているため、必要なエネ
ルギーであったとしても、その食品が消化吸収のうえから低下傾向
を示す、脂肪であったりすれば、必ずしも効果的に有効利用されると
は限りません。
個人差を考慮し、状況変化を見極め、摂取した栄養素が効果的に活
用されるような食材選びをすることが必要です
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ルギーであったとしても、その食品が消化吸収のうえから低下傾向
を示す、脂肪であったりすれば、必ずしも効果的に有効利用されると
は限りません。
個人差を考慮し、状況変化を見極め、摂取した栄養素が効果的に活
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